香りの種類一覧を解説|それぞれの効果と脳に与える影響
香水を購入するとき、自分の好きな香りを直感で選んでいるという方は多いのではないでしょうか。
直感で選ぶことも大切ですが、香りにはたくさんの種類がありそれぞれに異なる効果が存在します。
ムスクやフローラルなどとよく言うけれど、実際どういった香りなの?どんな効果があるの?
香りに関して、気になる点はたくさんありますよね。
今回は、香りの種類一覧について解説していきます。
それぞれの効果と脳に与える影響についてもご紹介してるので、ぜひ香水選びのご参考にしてくださいね。
香りの種類一覧
香りの種類は、何を原料にしているかで分類されます。
原料はお花や植物など自然由来のものから、魅惑的な人工香料までさまざま。
まずは、香りの種類一覧についてご紹介します。
人気の高い定番の香り
人気の高い定番の香りといえば、柑橘系やフローラル系などの爽やかな香り。
お花や果物を原料にしたものが多く、特に女性に人気です。
ここでは、代表的な3つの系統の香りをご紹介します。
柑橘系
- レモン…柑橘系の代表的な原料。清涼感があり、爽やかな印象。
- シトラス…オレンジに似た柑橘系の果物。リラックス効果がある。
- グレープフルーツ…みずみずしく爽やかで、前向きな気持ちになれる。リフレッシュ効果も。
フローラル系
- ローズ…華やかで上品な香り。ストレスを緩和してくれる効果あり。
- ラベンダー…優しく女性らしい香り。気持ちを落ち着かせてくれる。
- ジャスミン…爽やかなのに官能的な香り。幸福感が得やすい。
フルーティー系
- ピーチ…フレッシュで優しい香り。アンチエイジングにも最適。
- アップル…特徴的で甘い香り。万人受けしやすい。
- ストロベリー…甘くて女性らしい香り。個性的なので覚えられやすい。
自然の爽やかな香り
年齢や性別を問わず人気なのが、自然の爽やかな香り。
匂いがきつくなく、香水が苦手な方でも付けやすいのが特徴です。
ここでは、代表的な4つの系統の香りをご紹介します。
樹木系
- ヒノキ…日本人が大好きな癒しの香り。大きなリラックス効果あり。
- ユーカリ…浄化作用がある。しっかりとした優しい香りで、気持ちを落ち着かせてくれる。
- サイプレス…ヒノキに似た良い香り。心身にとても良い影響をもたらす。
ハーブ系
- ペパーミント…清涼感のある爽やかな香り。気分を前向きにしてくれる効果あり。
- ローズマリー…キリッとした強めの香りが特徴。美容効果が高い。
マリン系
- 合成香料…海や潮風をイメージしたマリン系は、合成香料によって作られている。合成香料とは、人工的に作り出した香りの原料のこと。天然素材では表現できない、繊細な海の香りを演出している。
グリーン系
- パチェリ…シソ科の植物で、独特な香り。墨汁に似た香りとも言われているが、他の香料と組み合わせることで爽やかな自然の雰囲気を演出できる。
- ベルガモット…柑橘系の果実。甘くてフレッシュな万能な香料。
- グリーンティー…緑茶をイメージした香り。爽やかで男女問わず人気が高い。
艶やかで大人な香り
男性にも人気が高く色っぽい印象を演出できるのは、艶やかで大人な香り。
動物の成分や個性的なスパイスを原料にしているものが多く、香水上級者におすすめです。
ここでは、代表的な3つの系統の香りをご紹介します。
動物系
- ムスク…雄のジャコウジカの腹部にある香嚢から抽出した香料。官能的で重い香り。
- アンバー… マッコウクジラの結石から抽出した香料。魅惑的で色気のある香り。
- シベット…ジャコウネコの分泌物から抽出した香料。エキゾチックで強い香り。
スパイス系
- 胡椒…コショウ科の植物の果実。調味料と同じスパイシーな香り。
- シナモン…甘いスパイスの香り。香水のアクセントとしてよく使われる。
- ジンジャー…生姜の花びらから抽出する香料。ピリっとした刺激的な香り。
エキゾチック系
- バニラ…甘くて官能的な香り。上品で年齢を問わず人気が高い。
- イランイラン…色気のある濃厚で甘い香り。恋愛に効果がある。
- サンダルウッド…お香としてよく使われる白檀の香り。集中力を高める効果あり。
香りのそれぞれの効果
香りを感知する嗅覚は、五感の中で唯一脳に直接働きかけるのが特徴。
そのため、香りが人に与える影響は大きく上手く活用することで、自分の印象や感情をコントロールできるようになります。
最後に、香りのそれぞれの効果についてのご紹介です。
リラックスしたい
疲れを癒して、リラックスしたい時に最適な香りはこちら。
- ローズ
- ラベンダー
- イランイラン
ローズには、ストレスを緩和してくれる効果があります。
高まった気持ちを沈静化させて興奮を抑えてくれる効能もあるので、リラックスしたい時にはぴったり。
美容効果も抜群なので、女性には嬉しい香料です。
ラベンダーは、古くから愛されてきた癒しの香り。
自律神経の副交感神経を刺激して、安眠を促してくれる効果があります。
精神的に不安定な方や、不眠に悩んでいる方におすすめです。
イランイランは甘くて官能的な香りなので、心と体を癒してくれます。
ベットルームのフレグランスとしても最適です。
集中力をアップさせたい
気持ちを落ち着かせて、集中力をアップさせたい時に最適な香りはこちら。
- レモン
- ローズマリー
- ペパーミント
レモンは、柑橘系を代表する清涼感のある爽やかな香り。
匂いを嗅ぐだけで、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
脳の働きを明晰にしてくれる効果もあるので、勉強などに集中したい時におすすめです。
ローズマリーは、集中力をアップさせてくれることで有名な香り。
大事な試験前や会議前に匂いを嗅いだり、空間に充満させたりすることで大きな効果が期待できます。
ペパーミントは刺激が強く、爽快感のある香りが特徴です。
少し嗅ぐだけでリフレッシュできるので、気分転換にも最適。
何かに取り組み始めたけど、なかなか集中できない…そんな時にはぜひ試していただきたい香りです。
恋愛に効果を発揮したい
好きな人に印象を強く残して、恋愛に効果を発揮したい時に最適な香りはこちら。
- ムスク
- ベルガモット
- イランイラン
ムスクは、甘く重厚な香りで人に強い印象を与えることができます。
官能的な香りの代表として、男性・女性ともに人気を集めているのが特徴。
恋愛に効果を発揮したいなら、欠かせない香料です。
ベルガモットは、洗練された大人な印象の香り。
爽やかな柑橘系と甘い香りのバランスが絶妙で、万人受けするのがメリットです。
お昼のデートにも最適なので、濃厚すぎる甘い香りが苦手な人におすすめ。
イランイランは、魅惑的で色気の感じられる香りです。
緊張をほぐしてくれる効果もあるので、恋愛のシーンでは大活躍してくれます。
とても人気の高い香りなので、香水初心者の方でも気軽に付けやすいのが特徴です。
香りの種類一覧とそれぞれの効果【まとめ】
香りには種類がたくさんありますが、人に与える印象や効果はそれぞれ異なります。
香水はトップ、ミドル、ラストと付けているうちに匂いが変化するのも特徴。
1つの香水で、さまざまな香りや効果を堪能することができるのです。
自分の好きな香りと効果を照らし合わせながら、香水選びを楽しんでみてくださいね。
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