香水を寝る前につけると安眠できる?暑い夏にぴったりな使い方のご紹介
夏は、開放的な気分になれる楽しい季節。
しかし、今年はコロナ問題や猛暑であることから、なかなか外でのレジャーを楽しめなくなっています。
家の中は快適ですが、熱帯夜を感じる毎日。暑くて、寝苦しい夜が続いているのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのは、「寝る前に香水をつける」こと。
香りには心身をリラックスさせる効果があるので、寝苦しさを緩和させてくれるかもしれません。
今回は、
香水を寝る前につけるメリット(安眠効果)や使い方、おすすめの香りをご紹介します。
今夜からすぐに試せる方法なので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
香水を寝る前につけるメリット
「寝香水」という言葉があるのを、ご存知ですか?
言葉そのまま”寝るときにつける香水”という意味なのですが、いろいろな効果が期待できると注目を集めています。
まずは、香水を寝る前につけるメリットについてご紹介します。
安眠できる
一番のメリットは、安眠効果が期待できることです。
現代人は、慢性的に睡眠不足だと言われています。
夏の暑さによる寝苦しさなど環境的な要因以外にも、
仕事のストレスや緊張感から眠れない夜が続いている…という方も多いのではないでしょうか。
寝香水の素晴らしい点は、そのどちらの原因に対しても効果を発揮してくれるところです。
香りには、心身を鎮静・浄化・リラックスしてくれる効果があります。
例えば、柔からな花の香りが特徴のラベンダー。
ラベンダーの香りには、自律神経を整えてくれる効果があると言われています。
さっぱりと爽やかに心身の緊張を緩和してくれるので、
暑さによる寝苦しさを忘れさせてくれたり、ストレスから解放してくれたりと安眠効果は抜群。
自然に気持ち良く、睡眠を誘ってくれるでしょう。
美意識が高くなる
アメリカの大女優マリリン・モンローは、
記者からの「ベッドでは、何を着て寝ていますか?」という質問に対して、
「シャネル N°5だけ」と答えたという有名なお話があります。
- シャネル N°5…フランスのファッションブランドCHANELの代表的な香水
美しい彼女ならではのとってもお洒落で、官能的な発言ですよね。
香水は、「見えないお洒落」だと言われています。
外出するときにつけるのが一般的ですが、寝る前に自分の美意識を高めるために活用するのもおすすめ。
女性だけでなく男性も、身だしなみを整える感覚で気軽に試していただければと思います。
次の日に残り香を楽しめる
香水の香りの持続時間は、種類によって違います。
- パルファム…8〜12時間
- オーデトワレ…4〜6時間
- オーデコロン…2〜4時間
一番持続時間の長いパルファムを寝香水として使えば、次の日まで残り香を楽しめます。
香りは時間によって変化していくため、朝にはほんのりと柔らかな匂いを堪能できるのもメリット。
香水のきつい香りを纏って出かけるのが苦手な方に、おすすめです。
反対に、オーデトワレやオーデコロンを使えば、次の日まで香りが残ることはほとんどありません。
寝る前や就寝中だけ香りを楽しめるので、香水が学校や職場で禁止されている人でも安心して活用できます。
香水を寝る前につけるときのポイント
寝香水を楽しむには、いくつかコツがあります。
間違ったやり方をしてしまうと、逆に眠れなくなったり気持ちが落ち着かなくなったりすることも。
香りの効果を最大限に引き出すための、ポイントをご紹介します。
香り選びは慎重にする
寝香水の香りを選ぶときは、自分の目的に合うものを慎重に検討しましょう。
お洒落の一環としてなら好きな香水を選んでOKですが、
安眠効果を期待するなら、リラックスできる香りを選ぶことが絶対条件です。
例えば、ペパーミントやレモンなど清涼感の強い香りは、あまりおすすめできません。
リラックス効果はありますが、脳を刺激して覚醒させてしまう恐れがあるからです。
安眠効果が期待できる香りについては、このあとご紹介しますね。
目的によってつける場所を変える
寝香水を楽しむときは、つける場所も重要です。
こちらも香りの選び方と同じく、自分の目的によって使い分けましょう。
- 安眠効果を得たい…手首や枕元に1〜2プッシュ
- 次の日に残り香を楽しみたい…髪の毛や身体全体に3〜4プッシュ
- 香水の香りをしっかり楽しみながら寝たい…手首や首もとに2〜3プッシュ
最適なプッシュ数は、香りの種類(匂いの強さ)によっても異なります。
きつすぎる香りは寝香水として逆効果なので、少しずつ調整しながら吹きかけてみてくださいね。
寝る1時間前につけるのがおすすめ
香りは、時間の経過によって変化していきます。
- 20〜30分…トップノート
- 3〜4時間…ミドルノート
- 6〜12時間…ラストノート
グラデーションのように変化していくので、
はっきりと境目が分かるわけではありませんが、主にこの3段階になっています。
一番最初のトップノートは、もっとも香りが強い状態です。
匂いも刺激的であることが多いので、脳を覚醒させてしまう可能性があります。
そのため、寝香水をつけるベストなタイミングとしては、寝る1時間前がおすすめ。
寝る1時間前につければ、ベッドに入る頃には心地良いミドルノートの香りを楽しめます。
朝にはラストノートの香りに変化しているので、ほのかな残り香を楽しめるというメリット付きです。
寝香水におすすめな香り
寝香水は、
- 優しい香り
- リラックス効果がある
- 自分の気に入っている香り
この3点を満たしたものを選ぶのがおすすめです。
それでは、寝香水におすすめな香りを具体的にご紹介します。
ウッド系
ウッド系は、自然で優しい香りが特徴です。
美しい森の中にいるような気分になれるので、リラックス効果は抜群。
お香やお線香などに使われていることも多く、日本人には心地良い香りです。
ウッド系は、大きく分けて「サンダルウッド」と「シダーウッド」に種類が分かれます。
サンダルウッドはお線香に使われている白檀(びゃくだん)の香りで、優しく包み込むような雰囲気。
シダーウッドはひのきやスギの香りで、少しスパイシーな印象が目立ちます。
寝香水としては、サンダルウッドの方がおすすめです。
ラベンダー
ラベンダーは、安眠効果を望むなら最適な香りです。
リラックス・鎮静・浄化の効果が期待できるので、
どんな人でも心を落ち着かせられるのではないでしょうか。
また、ラベンダーは花の香りだと思われがちですが、実はハーブの要素も含まれています。
ただ甘いだけでなく、爽やかさも感じられる清潔感ある香りなので、
男性でも抵抗感なく活用できるかと思います。
ベルガモット
ベルガモットは柑橘系の香りですが、レモンやオレンジのように強い刺激はありません。
清涼感ある香りの中には甘みもあり、とても上品な匂いを漂わせてくれます。
ベルガモットは、ストレスや精神疲労を緩和させてくれる効果大。
アロマセラピーでもよく使われる香りなので、
仕事や家庭のストレスから解放されて気持ち良く眠りにつきたいという人におすすめです。
自分が愛用している香水
香りの種類にあまりこだわらず、自分が愛用している香水をつけるのもアリです。
そもそも、どんなにリラックス・安眠効果の期待できる香りであっても、
自分がその匂いを好きになれないと、あまり意味がありません。
寝るときは、自分のお気に入りの香りに包まれて心地良く眠りにつきたいですよね。
安定の香りだからこそ、落ち着いて眠りにつけるという可能性は大いにあります。
寝香水選びに迷ったら、まずは普段つけているお気に入りの香水を使って試してみてくださいね。
まとめ
香りによるリラックス効果は、想像以上に素晴らしいものです。
気分が良くなるだけでなく、香りを嗅ぐだけで脳が刺激されて、
緊張感を和らげてくれたりストレスを緩和してくれたりします。
ベルガモットのような爽やかな香りは、熱帯夜の寝苦しさから解放されたいときにぴったり。
香水ではなくアロマを使っても効果は十分にあるので、ご自分に合った方法で寝る前のひとときを楽しんでみてくださいね。
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