ミニマルで豊かに暮らすことは自分の気持ちに直結する
“最小限”という意味のミニマル。
ミニマルファッションで豊かになるとは一見相反するような話でもあります。
余計なものをそぎ落とすことで、必要なものが見えてくるでしょう。
ミニマルなファッションとは
形、色共にシンプルでベーシックなスタイルが一般的にミニマルシックと呼ばれています。
洗練された、上品な印象を演出できるスタイルのひとつです。
定番アイテムや凝り過ぎないデザインを組み合わせることで、流行に左右されないスタイリッシュな着こなしを目指します。
シンプルだからこそ、その人の魅力を最大限に引き出すことのできるスタイルといえます。
現代社会は昔と比べて随分とモノが増えました。
便利になった反面、ほとんど使わないもの、衝動的に買ってしまったものなど私たちの身の回りには思っている以上に必要不可欠とは言えないものが多く存在します。
例えば引っ越しをするとき、自分の荷物を全て整理しなければいけませんので、そういったタイミングで自分の荷物を見直すことはあるでしょう。あるいは年末の大掃除で整理整頓や断捨離をするといった方もいらっしゃるでしょう。
多くのモノを持つか、あるいはミニマムに過ごすかは人それぞれ自由です。
どちらが良い悪いと言うことはありません。
しかし、1つだけ言えることは自分自身がどうしたいのか、ということです。
例えば先ほど挙げたような引っ越しや大掃除といったタイミングで何とかモノを減らしたい、と感じる人も多いでしょう。とはいえ、なかなか捨てるに捨てられないもの、使うかもしれないからと言って取っておくもの、判断に迷うことも多々あるでしょう。
そのような時こそ、自分自身の気持ちをミニマムにして整理すると良いでしょう。
つまり、いま自分が置かれている状況を客観的に見て、それが自分にとって不快なのか、あるいは問題ないのかを判断するのです。
世間が言うミニマムはあなたにとってのミニマムでは無いかもしれません。
でも、それで良ければそれで万事解決です。
大事なことは人と比べてモノが多い少ないではなく、あなたにとって不快感がないミニマムこそ本当のミニマムな暮らしと言えます。
余計なものをもたない
とはいえ、実際に不必要なものや無くてもいいものを取り除いていくという作業は、簡単なことではありません。
だからこそ、本質をよりクリアなものに近づけていけるのです。
ファッションやライフスタイルにおいてミニマルスタイルを突き詰めていけば、結果として、自分の好きなものや心地よいものだけが残るでしょう。
それによって、自分の中の信念やスタイルがはっきりしてきます。
つまり自分自身の信念がハッキリとしていれば、不要なモノは買わないし持たないようになります。
信念という言葉を使うと堅苦しいイメージかもしれませんが、約束でもいいし、ルールでもいいでしょう。
そうすると、選択・チョイスに時間やエネルギーを使うことが少なくなっていきます。
これは普段の生活はもちろんのこと、仕事やスポーツにおいても重要なことです。
スポーツであれば一瞬の判断が求められることもあるでしょうし、仕事でも重要な決断や意見を求められることもあるでしょう。
そういった重要な場面に直面したとき、日頃から自分の信念や約束、ルールがあればすんなりと物事を進めることができます。
だからこそ、モノの多い少ないではなく、自分自身がどう思っているのか、ということが重要です。
選択の連続とも言われる人生、毎日が楽になって、心地よい豊かさを感じられるでしょう。
多くを持たない、最低限のライフスタイルが豊かさを生むと言われる所以です。
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