すららは不登校でも出席扱いになる？出席扱いの申請手順・注意点・成功のポイントについて

自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】

すららは不登校でも出席扱いになる？出席扱いを認めてもらうための注意点について紹介します

注意点１・学校側の理解と協力が必須

「すららは文科省ガイドラインに基づく教材」ということを丁寧に説明する必要がある

学校や教育委員会に対して、すららの教材が文部科学省のガイドラインに沿って作成されている点を具体的な事例や数値を用いて丁寧に説明し、理解を得ることが求められます。

必要に応じて、すららの資料を一緒に持参する/担任だけではなく教頭や校長にも早めに相談する

また、説明資料や実績データを持参し、担任だけでなく教頭、校長など複数の関係者に対して早い段階で相談を開始することで、後々のトラブル防止とスムーズな申請手続きが期待できます。

注意点２・医師の診断書や意見書が必要な場合がある

不登校の原因が「体調不良」や「精神的な理由」の場合は医師の診断書・意見書が必要になることが多い

体調不良や精神的な問題が原因の場合、医師の診断書や意見書が申請の際に必要となるケースが多く、これにより客観的な根拠が提供されるため、事前に準備しておくことが重要です。

通っている小児科や心療内科で「出席扱いのための診断書が欲しい」と伝える

普段通院している医療機関に相談し、出席扱いに必要な内容が盛り込まれた診断書や意見書の発行を依頼することで、申請時に不足なく資料を揃えることができます。

医師に「家庭学習の状況」や「意欲」を具体的に説明して、前向きな記載をお願いする

具体的な家庭での学習状況、本人のやる気、将来への意欲などを詳細に伝え、前向きな内容で記載してもらうことで、申請書類として説得力が増します。

注意点３・ 学習時間・内容が「学校に準ずる水準」であること

出席扱いにするためには、「単なる自習」ではNG/「学校の授業に準じた学習内容」である必要がある

学習活動が学校の授業と同等の内容であることを証明するため、ただの自習ではなく、体系的かつ計画的な学習内容が求められ、教材の選定や進捗レポートでその実績を示す必要があります。

学習時間は、学校の授業時間に近い形を意識（目安：1日2〜3時間程度）する

また、日々の学習時間が学校の通常授業に近い形で確保されるよう計画されていることが重要であり、1日あたり2～3時間程度の学習時間を目安に実施することで、学校側の評価を得やすくなります。

全教科をバランスよく進める（主要教科だけだとNGな場合もある）

主要教科に限らず、幅広い科目の学習をバランス良く進めることが求められ、偏った学習内容ではなく、全体のバランスが取れている点をアピールする必要があります。

注意点４・学校との定期的なコミュニケーションが必要

出席扱いにするためには、「学校と家庭で学習状況を共有」することが条件になることが多い

定期的な報告や面談を通じて、学校と家庭の双方で学習状況を共有し、進捗や課題をタイムリーに把握する体制が必要です。これにより、万が一のトラブルにも迅速に対応できます。

月に1回は学習レポートを提出（すららでダウンロードできる）すると良い

少なくとも月に一度は、すららのシステムで作成された学習レポートを学校に提出し、最新の学習状況を共有することで、学校側の安心感を高めることが推奨されます。

学校から求められた場合は、家庭訪問や面談にも対応する

必要に応じて、学校側からの訪問や面談に速やかに対応することで、保護者と学校間の信頼関係をより強固にし、出席扱いの認定をスムーズに進めることが可能になります。

担任の先生とは、こまめにメールや電話で進捗共有をすると良い

普段から担任の先生と定期的に連絡を取り、メールや電話を活用して学習の進捗や今後の計画について情報交換を行うことで、より密な連携が図れます。

注意点５・教育委員会への申請が必要な場合もある

教育委員会向けの資料準備も、学校と相談しながら進める

地域によっては、学校側と協議の上、教育委員会への正式な申請が必要となるケースがあるため、必要書類や資料の内容について事前に十分な打ち合わせを行い、漏れなく準備を進めることが求められます。